AGS
RECRUITING
試験と業務の両立事例

早く税理士としてクライアントから頼られる存在に

井瀬 朗人 MS1部門 HC事業部 2022年入社

医療法人や開業医らを主なクライアントとするHC(ヘルスケア)事業部に所属し、会計レビューや税務申告を担う。会計学に属する2科目(簿記論と財務諸表論)に合格後にAGSに入社。現在、税法に属する科目の勉強と業務との両立に励んでいる。

税理士を目指したきっかけは何でしたか。

大学2年生の時に、友人に誘われて受けた簿記の授業が始まりでした。それまでは簿記がどんなものかさえよく知りませんでしたが、勉強すればするほど点数が伸びていくところに面白さを感じました。当時、将来携わりたい仕事が明確化していなかったなか、授業の一環で、税理士事務所のオフィスを見学する機会がありました。税理士の方に直接仕事内容などについて伺い興味が湧いたのと同時に、きれいなオフィスで働いてみたいという憧れもあり、税理士を目指そうと決めました。3年生で専門学校に通い始め、在学中に簿記論と財務諸表論に合格しました。

AGSへの入社理由を教えてください。

クライアントとの距離が近く、幅広い業務に携われるのが魅力でした。会計事務所でのアルバイト経験がありますが、メールで届いた資料を基に入力するなど机に向かう作業が多く、クライアントと直接向き合えるのは少数の税理士だけ、という印象でした。AGSでは、メンバー本人が希望すれば1から100まで全部体験できるだけでなく、税理士業務のサポートも行うことができ、クライアント訪問なども新人の段階から任せてもらえています。

入社して最初の約1カ月間はビジネスマナーなどを学ぶ新人研修もありますが、その期間も先輩と一緒にクライアント訪問に同行し、できる仕事から関わることができました。入社3カ月後には、小さな規模のクライアントの申告業務も経験し、チームのマネージャーはもちろん、周りの先輩方にフォローしていただけているので、安心して仕事に打ち込めています。

どんな業務に携わっていますか。

十数の医療法人や開業医を担当し、会計入力や報告、税理士が行う税務申告書の作成支援 、予算作成などを行っています。経営者の方だと税務の知識が一定程度ある方もいらっしゃるかもしれませんが、医師の方は前提知識を持ち合わせていない場合もあるので、基本的な部分から丁寧な説明を心がけています。医療分野には独特の論点があり、自分の付加価値も高められていると実感しています。

AGSは、手を挙げればやりたい仕事に関わりやすい環境です。会議では定期的に自分がやってみたい案件を共有できるので、希望に近い案件があった場合は任せてもらえます。1年目に携わった大規模医療法人の決算業務の経験が実になったことを伝えると、2年目も引き続き携わることができたほか、関心があったデューデリジェンスも担当できました。当面は医療分野での専門性を高め、認定医療法人制度の提案などにも携わっていきたいです。

仕事と勉強はどのように両立していますか。

日々の昼休みや電車移動のすき間時間で理論の暗記問題をやったり、帰宅後に計算問題を解いたりしています。平日は多くて4時間、土日は10時間程度、確保するようにしています。今注力している消費税法の勉強は、普段の業務でも一つひとつの取引に関係してくるので、試験勉強との親和性があって取り組みやすいです。試験前には、12日間の試験休暇をとることができます。上長からは取得するように勧められていますので、その間は詰め込みで追い込むつもりです。今後は1年に1科目のペースで合格していきたいと考えています。

勉強のモチベーションはどのように維持していますか。

早く税理士になってクライアントから頼られる存在になりたいというのは大きいです。税理士の先輩方が周りに多くいる環境にも奮起させられていて、年の近い先輩と一緒に食事に行った際などには、自分で答えが導き出せなかった問題について教えてもらうこともあります。ほかの事業部の先輩方と知り合うきっかけ作りとして、社内のバスケサークルにも定期的に参加しています。もちろん息抜きも大切で、2カ月に1回くらいは趣味のドライブも楽しんでいます。

税理士試験受験生応援キャンペーンについてどう思いますか。

都心の1人暮らしだと経済的な負担も大きいので、専門学校の受講費用を一部支援してもらえたり、合格したら報奨金が支給されたりするのは助かります。専門学校の講座はオンラインでも受けられますが、中には通って勉強したい受験生もいます。少しでも残業すると講座に遅れたり欠席せざるを得なくなったりしますし、一度受講できなかったら追いつくのも大変なので、早めに帰れる曜日が毎週あるのはありがたいですね。

※所属及び記事の内容は2023年7月時点のものです。

井瀬 朗人 (いせ あきと)

MS1部門 HC事業部
2022年入社

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